ビジョンオフィス株式会社 お客様に聞く
- 株式会社リバアート 
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カラーセラピーを応用した「オーラソーマ・ジュエリー」の製造販売を行うリバアートは、2009年5月、スタジアムプレイス青山にてジュエリーの展示会および販売会を行った。ベンチャー事業部の平松厚氏にお話をお聞きする。

 もくじ 
  1. リバアートの概要
  2. 会員顧客向けの完全予約制カラーセラピー
  3. はじめての単独イベントから学んだ教訓
  4. リバアートが会場探しに求めた条件
  5. 理想どおりの会場がなかなか見つからない
  6. 「スタジアムプレイス青山は、天井に高低がありますよね。これがすごくいい」
  7. 「新しい可能性を見つけることができて、満足しています」
  8. 「見せるショースペースと、楽しむエンターテイメント。この両方が叶います」
  9. 今後の期待


■ リバアートの概要

― リバアートの概要についてお聞かせください。 

リバアートは、英国オーラ・ソーマ社と共同出資で「オーラソーマ・ジュエリー」を製造販売する、世界で唯一の会社です。現在英国を要としてEU各国に展開。今後は視野を世界に拡げていきます。
オーラソーマとは、英国人セラピスト・ヴィッキーウォールによって生み出されたカラーセラピーで、上下二層に分かれた107本の色とりどりのボトルを見ながら、その人の心理状況を分析するというものです。

オーラソーマジュエリー


■ 会員顧客向けの完全予約制カラーセラピー 

― 今回、スタジアムプレイス青山にて開催したイベントについてお聞かせください。 

2009年5月16日、17日の2日間、オーラソーマ・ジュエリーの顧客会員様向けの販売会を行いました。
まず、専門の資格をもつカウンセラーによるカラーセラピーを受けていただき、その方に必要なカラーを見つけます。
その後、商談スペースに移り、ジュエリーのサンプルをお見せしながら、オーダーメイドのジュエリーをご注文いただくという内容です。
カラーセラピーは、一人あたり30~40分程度じっくりとお話しする必要があり、完全予約制で、1時間または30分おきに、お1人づつ枠を設けました。
一日8時間の催しで、合計45名のお客様にお越しいただきました。


■ はじめての単独イベントから学んだ教訓 

― これまでもイベントは何度か行ってきたのですか。 

はい。単独の展示会としては、今回が2回目です。
8年前からブティックなどのお店様と共催で行っていますが、やはり単独でも展示販売会をやろうと決め、2008年に地元・千葉県浦安市のパスタ店を会場として、はじめてのイベントを行いました。

― その時のイベントはいかがでしたか。 

イベント自体はよかったのですが、設営の面で問題がいくつかありました。
首都圏のお客様が7割、地方の方が3割いらっしゃったのですが、とくに地方の方から「お店の場所がわかりづらい」というお声が目立ちました。「浦安」という地名は知っていても、会場が地元の小さなお店では、ご案内が難しいとわかりました。
また、1階でお食事、2階でカラーセラピーと使い分けて、くつろいでいただこうと考えたのですが、あまり意味がありませんでした。
スペースの面でも課題がありました。お客様とスタッフをあわせて最大30人が会場に入ることになるのですが、それにしては狭く、導線がとりづらかったのです。


■ リバアートが会場探しに求めた条件

― 今回はどのような条件で会場をさがしましたか。 

前回の教訓をいかして、リバアートが会場探しの条件としたのは、次のとおりです。

  • とにかく広さがあること

  • まず、スタッフとお客様をふくめ、最大30人が入れるスペースを確保しなければなりません。次に、カラーセラピーや商談中の話し声が、ほかの方に聞こえないよう、ある程度余裕をもってレイアウトできることが必要でした。

  • 地方の方でもわかりやすい場所であること

  • お客様は関東の方が8割ですが、地方の方もいらっしゃいます。そのため、東京都内にあり、駅からご案内しやすい場所、というのが条件でした。

  • ゆったりくつろげる空間であること

  • ただ展示販売会を行うだけでなく、いらっしゃったお客様にくつろぎの空間でおもてなししたい、と考えていました。

  • 価格がリーズナブルであること

  • 都内はレンタル料が高いとは想定していましたが、できるだけコスト削減できればと思いました。

  • ファッショナブルなイメージのある地名であること

  • ジュエリーの商談会場でもありますから、イメージは大切にしたいと考えました。


■ 理想どおりの会場がなかなか見つからない

― スタジアムプレイス青山以外にも、検討した会場はありますか。 

はい。まず、原宿のケータリングつきのフロアを検討しました。こちらは広さ、地理的条件、イメージともにほぼ理想に近かったのですが、値段が高かった。
次に、渋谷の2階建てスタジオ。こちらは、ファッション誌の撮影で使われている場所で、値段は安かったのですが、ジュエリーというイメージと合わなかったのと、展示会としては導線に問題がありました。
ほかにも、代官山のスペースが、雰囲気も、広さもとてもよかったのですが、駅からの道順が複雑だった。お客様をどう案内するかを考えた結果、あきらめました。


■ 「スタジアムプレイス青山は、天井に高低がありますよね。これがすごくいい」

― スタジアムプレイス青山の第一印象はどうでしたか。 

まず、駅からの道順がわかりやすかったことと、入ってすぐに、すごく、採光がよかったのが印象的です。これが一番気に入った点ですね。
白くて清潔感があり、明るいし、イメージがよいのです。
イベントで、お客様アンケートをとったのですが、やはり「すごく気持ちのいい空間だった」「場所がわかりやすかった」というご意見をたくさんいただきました。

― 決め手はなんでしょうか。 

やはり、広さですね。
最初は、ちょっと広すぎるかなと思いました。しかし、狭いところでゴチャゴチャと使うよりも、余裕をもってレイアウトを考えるほうがいい。
それから、スタジアムプレイス青山は、天井に高低がありますよね。吹き抜けになっている部分と、低い部分。
吹き抜けの部分は、開放感があり、ゆったりとくつろげる空間になります。
天井の低い部分は、落ち着いてしっかり話ができます。
これがすごくいいと思いました。くつろぎだけでなく、やはり、カラーセラピーや商談には、じっくりと話せる空間が必要ですからね。販促イベントには向いている間取りです。
価格面でも、前回のイベントよりもおさえられました。


■ 「新しい可能性を見つけることができて、満足しています」

― レイアウトは理想どおりにできましたか。

はい。オーラソーマのピラミッドを設置し、ボトルを並べたカラーセラピーコーナーを3つ作りましたが、余裕があるので、隣のスペースとの距離をとることができました。お客様に安心していただけるレイアウトができたと思っています。
天井の低い部分に、商談コーナーを6つ。吹き抜けの部分は、話が終わったあと、ゆっくりとくつろいでいただく空間としました。

― イベントを開催したご感想をお願いします。

展示会だけでなく、新しい可能性を見つけることができて、よかったと思っています。
2008年に行ったイベントでは、カラーセラピーと販売だけ、という形でしたが、今回はそれ以外にいろいろなことができました。くつろぎの空間では、リバアートが製作するオーラソーマのグッズを陳列販売したり、オーラを測定する機械を置いたりしました。
お客様にも楽しんでいただけて、大変好評でした。
スタッフも、お客様が楽しんでいただけたことがよくわかり、満足度が高かったです。


■ 「見せるショースペースと、楽しむエンターテイメント。この両方が叶います」

― 今後、スタジアムプレイス青山を利用する方へのアドバイスをお願いします。 

やはり、レイアウトのしやすさがポイントです。
人数の見込みとしては、常に30人ほどがいる状態を保てるのがよいでしょう。そのぐらいが、一番にぎわっていて「楽しい展示会場」という雰囲気が作れます。
広すぎるかなと思いましたが、その分、パーティションでバックヤードのスペースを作れたので、スタッフに好評でした。狭いところでは、そうはいきません。やはり、ずっとお客様と対面していては疲れますからね。

― ジュエリーの販売会の会場としては、利用しやすいでしょうか。

スタジアムプレイス青山は、ファッション関係には、とてもいい会場だなと思いますよ。
ファッション系の受注会では、たいてい、20~30社が集まってブースを出しています。たしかに、人が集まって盛り上がりますが、やはり、単独で行えば、もっと作りこむことができますし、使い方次第で、楽しめる空間が作り出せます。
スタジアムプレイス青山は、天井の高低が本当にいいですね。見せるショースペースと、楽しむエンターテイメント。この両方が叶います。


■ 今後の期待

― 最後に、ビジョンオフィスへ一言お願いします。 

本当によい会場ですし、満足しています。
ビジョンオフィスのスタッフのみなさんにも、本当に丁寧で細やかに対応してくださったので、助かりました。本当にありがとうございました。


株式会社リバアート様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※ 株式会社リバアートのWebサイト
※ 取材日時 2009年6月
※ 取材制作:カスタマワイズ